9月14日(日)千種児童館で「こどものまち」イベントが開催され、当鯱城会から10名が応援に参加しました。
「こどものまち」は自分が働いたお金を使い、模擬店でゲームや買い物、食事を楽しむという社会の仕組みを疑似体験するイベントです。今回はお仕事をして給料をもらうと、何と、所得税を払うという行程が追加され、より現実的な社会を体験する仕組みになっておりました。また、いつもの模擬商店経営に加えて、模型工作(ゴム動力で走る船を作りました)をするという製造業仕事が加わりました。
私たちはハローワーク(職業斡旋所)、銀行、造船所(模型工作)のお手伝いをしました。
長い時間をかけて自分たちが考え、それを実行するイベントですので、子供たちは大張り切りです。模擬店の経営はもとより、ヘッドセットを付けて進行状況のアナウンスをしたり、見学に来た父兄をグループにして会場案内をしたり、元気な声が飛び交います。
ところで
商業系の大賑わいに比べ、今回初登場の製造業は人気今一でした。何とか予定の20隻を進水式に持っていきましたが、空き時間が目立ちました。作った船はお持ち帰りOKでおまけに300ポイント(模擬食堂でイチゴソース&ホイップクリームのクレープが食べられ、三ツ矢サイダーが飲める!)チケットがもらえるという好条件にもかかわらずこの有様でした。初登場という認知度の低さはあったとしても、もう少し来客があってほしかったと思います。製造業出身の私としては日本の凋落ぶりを見ているようで、一抹の寂しさを感じました。
”ものづくり大国ニッポン”はどこへ行ってしまったのでしょう。
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