瑞穂鯱城会

2025/10/03Wクラブ定例会「尾張旭市城山公園から森林公園」

世話役 宮田いわを

実施日:2025.10.02(木曜日)
「暑さ寒さも彼岸まで」のことわざを想う今朝の涼しさ、当日はすっかり爽やかな秋の風に入れ替わり夏の猛暑が通り過ぎウオーキング日和になりました。
名鉄瀬戸線大曾根駅に男性6名・女性16名の会員の方が久しぶりに会った事で改札口前は笑顔挨拶での挨拶でにぎやかな雰囲気に包まれました。
急行に乗ればわずか11分で尾張旭駅、駅前ロータリーの市内案内地図の前で新入会員の紹介とご挨拶があり、コース説明をしました。
猛暑の警戒アラートの不要不急の外出自粛ムードで満足にWができなかった方や体力低下の方等に合わせリハビリWとして距離を短縮してコース設定しました。
城山街道を東に向かい大学前を通り過ぎ、茅葺屋根の古民家の石段を登り城山公園の旭城に寄り道します。
立派な三層模擬天守閣、五平餅のレストランと展望台がありましたが、時間にゆとりがないのでパスします。途中の遊歩道にはブロンズ裸婦像や、石の現代彫刻があり芸術鑑賞も一興です。
城山公園の山頂には地上55mのスカイワードあさひがそびえています。
3年前の定例会での138タワーパ-クに比べ脚が萎えてしまい自力階段歩きはもはや無理、早速9階展望台までエレベーターで上りました。
東方面には猿投山をはじめとして瀬戸市と岐阜県境の丘陵に取り囲まれた陶都市街を展望、また北方面は春日井三山をはじめ御嶽山も遥拝することができました。西方面では養老山脈や鈴鹿山脈の御在所岳・鎌ヶ岳等確認し、南方面では足元に刈込の近い実りの稲穂を俯瞰し、名古屋市街を眺め、時間を忘れて眺望を堪能しました。ゆっくり展望を楽しんだ後、3階の歴史民俗資料館にも立ち寄りました。
スカイワードを後にして長池を左に眺め木立の遊歩道を行けば、天然記念物のマメナシが見られました。
あるご婦人は落ちたマメナシの小さな実を見つけ大事に家族のお土産か、夕飯時に話題のご披露されるのかもしれません。
 城山公園を抜けて小学校のグランドでは運動会の練習で三人組の二人三脚を見て、あるご婦人は「可愛いね❣懐かしいね」の声、昔の我が子を思い出しタイムスリップされたかも知れません。
車の通らない長閑な信号交差点を渡り右に折れて鎮守の森を思わせる暗い樹林トンネルの緩い上りの参道を辿ればやがて多度神社本殿に至りました。
昨年の5月定例会「多度山と多度神社」を実施しており、その末社とは言え神域は広く鬱蒼と茂った森は自然崇拝の霊域を感じる厳かな神前であった。
 ところでネット検索によれば、雨乞いの霊験あらたかな多度大社から水野又太郎義春が勧請したそうです。この人物は南北朝時代に奈良吉野の金峰山の僧兵で南朝方として戦い父祖の地である志段味に帰った後、山を越えて新居村を開墾して現在の尾張旭市の礎を造った方だそうです。駅前ロータリーの金色の凛々しい馬上姿は若い頃をモチーフとして作成されたようです。
あまりにもゆっくりして早や11時半過ぎ急いでレストランに直行し、四季亭で中華料理を美味しくいただきました。ここで自由解散となり、ロングコース希望者5名は維摩池も右に見て森林公園に向かいます。南門で入場料を払い静かな公園を堪能し、御野立所のある大きな芝生広場は綺麗に刈り込まれ、感嘆し大きく深呼吸をし、つい「ええ所やな~心が洗われる様やな❣」。
東門を出ればコミュニテイーバス停留所で15:01の尾張旭駅左周りに乗車し帰路につきました。因みにスマホ万歩計によれば総歩数15,000歩・距離10.6kmでした。
(写真提供:北川健一・尾関正吉)

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