花水木鯱城会

2025/11/1611月分 鹿子公園の清掃

社会奉仕委員会 KAZ

 この時期、公園の清掃は正に枯葉との戦いの様相を呈し、掃いても掃いても挑戦的に落ちてくる落ち葉には到底勝てそうな気がせず、かなわぬまでも最後の一太刀を、という心境ですね。特に雨上がりの枯葉清掃は最悪で、路面に張り付いた落ち葉は「意地でもどくものか」と言っているようにさえ思えます。
 ただし今日はとても良いお天気で、落葉も素直に軍門に下り、燃えるゴミ袋に入ってくれましたけれど。

 生まれて初めてパリの公園を散歩した時のことを思い出しました。
 季節は10月の終わりごろ。ボブディランさんではないので何の木かわかりませんが、並木道をハラハラと落ち葉が埋めていました。「茶色」と一口で片づけるのはもったいない様々な茶色が混ざり合って、とてもいい感じでした。(あの頃はいい感性を持っていました)
おフランスの皆さんはこのような茶色のバリエーションの中で暮らしているので、ファッションなどシックな色の合わせができるのかな、などと思ったものです。
 日本の秋といえば、もっぱら紅葉の赤が注目されますが、公園の落ち葉の茶色も捨てたものではありません。ベージュ、サンドベージュ、マロン、ブラウン、アンバー、タン、セピアなど、様々な茶色を見ることができます。

 ファッションといえば、現役時代はシャープな印象を与えるブルーを主に着ていましたが、最近はベージュやモスグリーンをよく着るようになりました。私自身も枯れてシックなベージュを好むようになってきたのでしょうね。茶色い落ち葉を見て、心が動くようになりました。

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