花水木鯱城会

2025/12/01晩秋の.「虎渓山永保寺」鑑賞に参加:振甫地域会

 晩秋の紅葉を楽しみながら、鎌倉時代開祖の禅寺「虎渓山永保寺」に参加致しました。
参加者総勢11名、大村地域長はじめ片山ご夫婦、山本氏、増田氏、南氏、青野氏、杉本氏、波多野さん、加藤さんと筆者:脇所の男性8名/女性3名でした。
温かい絶好の日和に恵まれ、島田。若尾ご両名のガイド付き(ガイド料お二人で1,000円)で詳細にわたりご説明を頂き堪能致しました。
 この許に「虎渓山永保寺」に関して簡単な解説を致します。臨済宗南禅寺の「虎渓山永保寺」は、1313年に「夢窓国師」により、開祖され、佛徳禅師を開山とします。この地は、「虎渓三笑」の話で有名な中国廬山の虎渓にあやかって「虎渓山」と名付けられました。
 国宝の「観音堂」「開山堂」を始め、庭園は、国指定の名勝庭園であり、国宝建造物が名勝庭園内に存在または隣接する貴重な名刹です。「観音堂」の内陣に、自然木を大きな岩窟のように組み合わせ、その中に結跏扶坐されているのが「虎渓山本尊」、「聖観世音菩薩坐像」で、「開山堂」と共に、毎年3月15日に宝物公開されています。
なお、併設されている「雲水修行」のための専門道場「虎渓僧堂」では、現在でも修行僧が雲水として修業に励んでいます。
☆ 国宝「開山堂」(無相堂・僊壺堂) == 開山佛徳禅師がお祀りされています。1352年に足利尊氏の寄進により建立された禅宗様建築物で、礼堂と祠堂を相の間で繋げた建築様式は、のちの権現造りを生みました。
☆ 国宝「観音堂」(水月場) == 正和3年/1314年5月「夢窓国師」により建てられた。かれによる建築物として唯一現存するもの。
 裳腰付槍皮屋根、軒には垂木を見せない板張り、天井は鏡張り、床は板張り、床中央には唐模様の須弥壇が置かれ和様と唐様の折衷式建築となっています。

ランチはお寺近くにある.「和食処:渓流彩」にて.頂き、バスの時間の関係上、12時25分のバスにて、JR多治見駅へ。午後1時30分過ぎには大曽根駅にて解散となりました。今日は、師走の時期にしては、無風で温かく、紅葉をめでるには絶好のお天気に恵まれました。
ご参加の皆様には、十分ご満足をいただきご帰宅なされたものと推察致しております。
幹事役の大村地域長様には、大変お世話になりました事、心より感謝申し上げます。
 

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12月1日振甫地域会の「虎渓山永保寺」を鑑賞

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