民芸喫茶店寛(くつろぎ)の裏庭に、ミスミソウ(三角草)があります。春、雪を割って可憐な花を咲かせるので、雪割草ともいう。キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草、緑色した葉はすべて根出葉であり艶があり三裂します、葉形が三角形なのでこの名が付けられました。花色は白、青、赤などあり、園芸品種も多く、春の山野草展の人気者です。

　表の庭のあちらこちらにショカッサイ(諸葛菜)の紫色の可愛い花が群生しています。アブラナ科オオアラセイトウ属でムラサキハナナともいう、名は三国志の諸葛孔明に由来する。里山でも街でも道端でもよく育ちます。花弁はアブラナ科特有の４つで、食用にもなります。

　道路沿いにはタンポポ、ナズナ、ヒメオドリコソウ、カラスノエンドウ、スゲ、シダ、メヒシバ、ツクシ、シロツメクサ、カタバミ、オオイヌノフグリ・・・
山道を歩くのは快適です、馬酔木や山桜が咲き、ウグイスの声がする、道端にはミツバチや蟻が出てきている。