東山植物園の散策

ボブ デュラン

 8月24日昼食後にフリータイムができたので、植物園に行きました。平日の午後2時過ぎなら、緑橋の南の無料駐車場に入れます。植物園門から宿根草園に行けば、ナンバンギセルがススキの根元に、ビックリする程に咲いています。
イネ科の根に寄生するので葉緑素がない。5年ほど前に、職員に雨が多いほど出てくると教えてくれた。その通り今年は異常に雨が多い。

 奥池の東屋のそばにまだハンゲショウがあり、水車小屋にはヒガンバナがもう咲いている。普通は秋の彼岸の頃なのに! やはり地球温暖化だろうか? パリやロンドンで40度になり、世界的に山火事が起り、川や湖が渇水する。
園はコロナ禍と暑さで人が少なく静かである、夏休みだが子供たちの声も少ない、蝉もツクツクボウシに変わり、草藪からは虫の声が聞こえる。

 湿地にはサギソウが咲いています。シラサギが翼を広げたようだ! 小さいけど涼しげな花は、しばし暑さを忘れさせてくれる一服の清涼剤です。よく見るとまわりにシロタマホシグサの子供達も育っている。
さらに近くにシオカラトンボとムギワラトンボのペアリングが、メスの黄褐色が浅い水面を腹端ですくい上げ、打水産卵で水を飛ばしている。青白色は周りを警備している。動いているので残念ながらうまく写真撮れなかった。

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