本日10月18日(火)午後1時30分から鯱城ホールにて。予てより案内通り鯱城会会員のみを対象とした講演会として開催されました。コロナ感染防止対策として座席は一人間隔を置いての設定であり安全です。後方座席に少々空き席がある程度の丁度良い入りでした。花水木鯱城会会員の皆様からは33名の受講申し込みを受けています。
林与一さんは大阪府出身の昭和17年生まれ、来年2月14日で81歳を迎えられます。日本舞踊「林流」家元、俳優、タレント。1964年に東宝に入社されています。会の冒頭6分間三波春夫さんの曲に合わせて日本舞踊を舞われましたが、「お客様に年齢を感じさせない演技を心掛けている」と言われるだけに、矍鑠としてその鍛え抜かれたプロとしての立ち振る舞いには大いに感心させられました。毎日8千~1万歩以上のウォーキングは欠かさずに実行しているとの事。
林与一さんの師匠は戦前戦後の大俳優である長谷川一夫さん、与一さんは所謂付け人と言う下積み修行を経験し役者としての人格形成に大きな影響を受けたとの事。後に美空ひばりさんとの共演で名実ともに名俳優になっておられます。他に付け人として大成した尊敬できる俳優を一人上げるとすると「松平健さん」と紹介されました。勝新太郎さんを師匠として仰ぎ、付け人として艱難辛苦を経験し現在があるとの事。
1時間30分の予定を超過し質疑応答の時間迄取られるなど、林与一さんの話芸は俳優としての苦労話から、お客様を飽きさせない面白い話題を交えての楽しいひと時でした。この講演会の企画を提供いただいた鯱城会の会長を始めスタッフの皆様にも感謝申し上げます。
尚、写真撮影は許されていましたが(フラッシュ禁止)、小生後方席の為断念しています。
林与一さんの講演会すごすよかったです。
いろいろ聞けて参考になりました。