ヒガンバナは秋分の日の頃に咲くので彼岸花と名付けられました。9月初めに地上に芽を出し、茎だけ一気に60cm位伸びて、先端に赤い細長い花を放射状に広げます。土手、あぜ道、墓場に群生する独特のスタイルは強い印象を与えます。
子供の頃、遠足で里山でヒガンバナに合った時先生が毒があるので触らないでと言われました。また何となく赤い花なら曼珠沙華の歌を聞いて歌いました。
半世紀後、鯱城学園OB・OGと行楽で半田市の矢勝川を歩きました。最近では新池町三差路の林下には赤、白、黄色を撮っている。日泰寺墓地の車道にはビックリするほど、茶屋ヶ坂公園や鹿の子公園にも。よく見ると我が家の庭にも前から数本位咲きます。
♪赤い花なら曼珠沙華 オランダ屋敷に雨が降る 濡れて泣いてる
じゃがたらお春 未練な出船の ああ鐘がなる ララ鐘がなる ♪
何か物寂しいメロディーは戦前の由利あけみから戦後の渡辺はま子や美空ひばりに歌われました。からゆきさんの事かなと思って検索したら、じゃがたらお春は実在の人で、幕府のキリスト教禁止令でジャカルタに放流されたが、そこで平戸出身の貿易商の青年と結婚して7人の子供と72歳まで裕福に暮らしまいたと。
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