12月1日に、東山植物園の星ヶ丘門より入ります。モミジがきれいです、ムクロジ科カエデ属のカエデを知った順に言えば、イロハ、オオ、ハウチハ、ウリハダ、トウ、イタヤ、それとハナノキも仲間ですよ。栽培品種でタムケヤマ、ノムラと、でも図鑑や携帯の検索レンズで調べても確定は難しいです。
万葉の散歩道をたどれば花はツワブキです、キク科、常緑多年草、初冬に黄色の花を咲かせる。葉が皮質でツヤがあり、フキの形から名がついた? 漢字は石蕗と書く、花の少ない冬に貴重な彩りです。
サネカズラの赤い実がありました。常緑つる性本木、赤い液果が球状に集まって集合果が実る。ビナンカズラとも言い、昔、男の整髪剤でした。40年前位、母親から貰い、玄関前に植えました、今でも葉に隠れてひっそりと、見守ってくれます。
入口で貰った12月の花マップを片手に持って逐次に照合します。赤い実なら、ムサシアブミの巨大さや少しグロテスクさに驚きますよ、赤いトウモロコシみたいです。いわゆるマムシグサの実の特徴ですね。
そこにキミノセンリョウの黄色の実もありますし、普通のセンリョウの赤い実も。近くにもナンテンとカナメモチ、マユミ、フユイチゴ、ソヨゴ、ピラカンサ、タラヨウと赤い実がドンドン出てきます。シャンリンバイ、シャシャンポはブルーベリー色、ネズミモチはネズミのフンの色? センダンは黄色、サカキは黒色、ナンキンハゼは白色と続きます。冬は花より実が多いですね。
もっと散策したいが90分の時間が来たので、カミさんが待つ、星ヶ丘三越の駐車場に、急いで帰ります。
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