名東鯱友会作品展を見学してきました。私たちと同じ芸文12Fの会場ですので、
作品の内容より、どのように展示計画が行われているかに興味が有りました。
結論としては「空間を多く取って、スッキリ見やすい展示」でした。
気が付いたことを箇条書きします。
・作品リストによれば、作品総数は64作品。(保健施設等の作品は含まず)
・壁面展示作品がが主流で、テーブル展示作品が少ない。
空間が広く感じたのはそのためか。
・絵画は上下2段の展示となっていたが、やや窮屈に感じた。
個人的感想になるが、作品自体は大変素晴らしいものが多く、素人の域を超え
ていると感じた作品がいくも有った。それゆえ、余計に窮屈な展示がもったい
なく思えた。
・2段で展示ということは、画面中心を目の高さに合わせることには重点を置いて
いない。写真、書、他の壁面展示も同様。
・移動式展示ボックスは3台使用。(花水木と同様)
片面に絵画の1部と写真作品、もう1面に写真と絵手紙等を展示。
・表題カードにコメント欄が有り、これ1枚で統一されている。
花水木もこの形を参考にしたい。
ただし、カード自体はもう少し大きくした方が読みやすいのではないか。
・デイサービス、保健施設等による作品(花水木の場合は社協関連の作品に相当
する?)が奥の壁面全てを占めており、展示分担がどのような協定に基づいてい
るのか分からないが、(展示エリアが広すぎて)やや違和感を感じた。
ただし、展示自体は見事に整頓されており、感じが良い。
以上
名東鯱友会作品展会場レイアウト
KAZさん、いい視点ですねぇ。
同じ場所で、同じような展示ということで比較してみると、花水木のよいところ見直した方がよいところがみえてきます。