2月の植物園の散策

ボブ デュラン

 2月1日です、工事で植物園の星ヶ丘門の閉鎖がやっと解除されました、まだトンネル(恐竜の骨格が張り付いた壁)内は工事中ですが、近道なので植物愛好家には嬉しい限りです、壁もどう変わるか楽しみです。
最初に、黄色のシナマンサクが咲いています、ガクは紅色で、紐状の長い花弁は4弁ある。日本のマンサクよりも先に咲き、花弁も更に長い。マンサクのいわれは、他の花木に先駆けてまず咲く事から名付けられました。

 花はロウバイ、ツバキ、早咲きのウメが咲き、実はセンリョウ、マンリョウ、ナンテン。そして、ムサシアブミの実、朱色のなにか毒々しい感じ、でもキレイ、サトイモ科テンナンショウ属のマムシ草の仲間です。何でこんなにグロテスクでしょうか? 植物の不思議な世界を垣間見る事ができますね。
園内は、今頃は閑散期ですが、春の花見シーズンの準備に、東屋の工事や池の泥の清掃等と作業員が忙しいそうです、本当にご苦労様ですと言いたくなります。

 最後に植物会館のボランティアガイド作品展です、2週間前にこのHPで紹介した中でミスがあり、訂正いたします。日本の三大巨木は鹿児島県蒲生の大楠、静岡県の来の宮神社の大楠、青森県北金ヶ沢の大銀杏が正しい。
今日は展示会の順番の最後にある、日本最大級の珪化木の写真を紹介します。実物は可児市の平成記念公園にあります、11トンもあり、2000万年前の巨木です。ここには50kgの珪化木がありました。古代の匂いがしませんか?
さあ、90分のフリータイムが終了です、急いで星ヶ丘三越デパート駐車場に戻りました。

会員からのコメント

コメントを残す