花水木鯱城会

2025/05/075月の花便り

ボブ デュラン

5月のゴールデンウィークも終わった7日に、新池町を車で通りました。やっぱりありました。「ど根性ツツジ」です、私は車が邪魔しない所に止めて、撮りました。もう6年位前からだいたい撮り続けています。電柱の支えるワイヤーの覆いのプラスチック製筒から、這い上がって、飛び出して花を咲かしている。仲間のツツジがもう咲き終えても、少し長く咲いている。植物は動くことができない、置かれた所で生き抜くしか方法がない、感動します。

少し前だが、私の散歩道の茶屋ヶ坂公園や鹿子公園には、たくさんの白い花を付けた木があります。アカシアとヒトツバタゴですね。

アカシアは小さな白花を筒状に下垂し、甘い香りがします。明治時代に多く植林されました。また西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」、石原裕次郎「赤いハンカチ」、北原白秋「この道」などで、有名になりこの時期の花ですね。

ただ、植物学的にはハリエンジュが正しい、同じ明治時代に同じマメ科の黄色の花ミモザ(アカシア)も少し来ました。それで、アカシアに似ているからニセアカシアと言われたが、今では「アカシア」名称になりました。本当に雨が降る時のアカシアの風情はたまらない。

最後にヒトツバタゴです、別名ナンジャモンジャです。希少種ですが、街路樹にもなり、人気あります、千種消防署の前のもあります。花のモクセイ科でもスターになりました。

本当に雪が積もったように、白い小花を樹いっぱい咲かせます。

季節は変わり、花もめまぐるしく変わる、ハナミズキもツツジも最終になりました。

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