花水木鯱城会

2025/06/28ラグビー“リポビタンDチャレンジカップ2025”観戦

楕円球(だえんきゅう)

久し振りのラグビーテストマッチ(国際試合)です。本日6月28日(金)梅雨明け前の酷暑の中、日本代表の応援と共に熱い感動を得るために東京「秩父宮ラグビー場」へ参りました。
            日本代表 × マオリ・ニュージーランド
        前半    17       15
        後半     3        38 
        計     20       53
自由席スタンドには屋根が無く、とにかく日差しが強く暑いです。前半こそリードしたものの後半の逆転劇に本場ニュージーランドの国技たるラグビースキルの違いを見せ付けられました。1990年代にはテストマッチでの100点差負け試合が存在しました。以来日本代表の実力は強化されています。2019年RWC(ラグビーワールドカップ)は日本が決勝に進出し国全体が盛り上がりました。もともと「秩父宮ラグビー場」はラガーマンの聖地です。当ラグビー場に来ると何か身も心も引き締まります。組織と規律が絶対の時代には現在の個人のスキルの存在は否定されました。練習中に「水を飲むな!」、試合では何度倒されても「前へ!」と叱咤されたのも懐かしいです。
我がチームのルールは「トライをしても唯うつむいて自陣に帰る」。ガッツポーズは相手チームに失礼に当たるという理由です。ニュージーランドにも同様の「紳士の掟」がある事を知り心強くしました。しかしガッツポーズを取りたくとも、そもそも取る機会のない我がチームです。

会員からのコメント

  1. より:

    楕円球さん、炎天下の下での観戦流石「ラガーマン」尊敬致しました。ラグビー観戦は、やはりシーズンの真っ最中の秋季から冬季にかけてがもっとも良い汗をかいての闘いで見ものですが、今夏のような猛暑での戦いは、ラガーマンにとっては酷というものです。そう思いませんか。
    熱烈な観客は、どのシーズンでも良い程熱狂しますが、やはりラグビーは夏季でのスポーツではないでしょう・・・と小生は思いますが間違っておりますでしょうか? 何はともあれ、激突するスポーツは一層素晴らしいものがありますね。良きレポート有難うございました。

  2. 楕円球(だえんきゅう) より:

     絆さん、ご意見を有難うございます。言われる通りラグビーは”冬のスポーツ”です。よって日本国内のラグビーゲームは秋・冬の季節に開催され、夏場は偏に体力増強トレーニングを行い避暑地合宿を積みます。長野県の菅平高原ラグビー場はラグビー合宿のメッカです。日本ラグビーがスキル強化され海外チームとのテストマッチに出場するようになると、北半球と南半球の地理的条件により季節の逆転は如何ともし難い事情です。例えば南アフリカのラグビーシーズンは3~8月です。要は日本が世界で戦う為にはオールシーズン戦える体力と精神力が必要です。
     しかし、私たちが親しむ国内のラグビー競技はスパイクの針が効かない凍てつくグランドで、肌を刺す北風に向かいながら身体をぶつけ合い、5分もすればスクラムから湯気の上がるあの感覚は何とも言えません。後期高齢者になっても一旦ラグビー場に行けば“血沸き肉踊る”感覚に陥り、これからもラグビー万歳です。

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