大森地域主催・鍋屋上野浄水場見学会は、24名の参加を得て楽しく実施できました。
立冬の今日これまでの猛暑も一服、秋らしい快晴の気持ちの良い一日でした。
浄水場の係員から名古屋市の上水道の説明があり、詳しい説明ビデオを鑑賞しました。
名古屋市は明治初期から水道施設の普及に取り組み、先人の多大な努力で維持してきているとの事です。
特に名古屋市は、豊富で豊かな木曽川水系の水を利用しており、全国で一番おいしい水を提供しています。
全国では、薬品を使った急速濾過が多いところ、鍋屋上野浄水場は広大な敷地を利用し、微生物の働きを利用する緩速濾過が多くを占めているとの説明がありました。
また、名古屋市の地形を利用して、犬山市の取水口から最終工程までほとんどポンプを使わない自然流水で、エコな運用をしているとの事でした。
特に大変だなと感じたのは水質管理で、専門の部署が24時間交代で常時水質検査を行っているとの事でした。
私たちが見学している最中も、浄水施設の洗浄や砂の入れ替えなどの作業が行われていました。
毎日意識せず欠かさず利用している水道ですが、維持管理している職員の方々のご苦労を知る事ができた大変有意義な一日でした。
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