アサギマダラの乱舞

ボブ デュラン

 私は10月21日に鯱城学園のクラスOBの5人で、津市の一志波瀬の里山の古民家に泊まりBBQの時に、隣の90歳の人からアサギマダラ蝶が集まる話を聞きました。
 翌朝聞いた里山の公園に行きました。なんとビックリ、10匹以上のアサギマダラがフジバカマの花に乱舞しています。15人位の観衆がカメラや携帯で熱心に撮っています。地元のガイドボランテアーも数人が駐車場係や説明などしています。まさか10月下旬にアサギマダラに会えるなんてありがたいことです。

 入口のパネルには長年にわたり、フジバカマを植え、アサギマダラを呼ぶ努力の歴史が書いてありました。そばの渓谷にはホタルを増やした事も。オスとメスの区別も説明でわかりました。帰りの車の中のテレビで、アサギマダラの事を報じていた。ボランティアに感謝します。

余談ですが、ここの里山の星空は名古屋市と違い、澄んでいて2等星や3等星、4等星までも見えるので、夏の大三角形、秋の四辺形、カシオペアのWまでくっきり見えました。

会員からのコメント

  1. マリン より:

    アサギマダラの話はあちこちで聞いてきました。羽はステンドグラスの様だと聞いた事もあります。綺麗なのですね。長時間飛び続ける事ができると授業で聞いた気もします。確か、その授業では先生は、アサギマダラの話を夢中でお話ししていて、”なるほど、とにかくすごい蝶なのだと”心がゆさぶられたのを記憶しています。
    私も知っていることが一つあります。”浅葱色”とは青緑色です。浅葱とは薄い葱の葉に因んだ色の事だそうです。
    日本には”花田色”とか‘縹色”とか”藍色”とか伝統的な和色の呼び名があります。アサギマダラはブルーなのですね。
    出会ってみたいと思います。

  2. ボブ デュラン より:

    アサギマダラは本当にステンドグラスの羽のようで、前羽は黒色で後羽は茶色で縁取りです。10cm位の大型の蝶で人をあまり恐れず、ふわふわと飛び、止まると長くいるので写真が撮りやすい。今、ネット検索すると三重県一志町や美杉町や御浜町に飛来の動画ニュースが出てきます。瀬戸内海や四国地方からも同様なニュースがあり、羽のマーキングによりアサギマダラの飛行コースがわかりやすくなりました。遠く沖縄、南西諸島にはいつ頃に到着するのだろうか? 里山でフジバカマやヒヨドリバナやガガイモを植える人々に感謝します。

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